東郷証券経営陣らを強制捜査へ 別会社通じ損失補填か
東郷証券(東京・港)が外国為替証拠金(FX)取引で生じた顧客の損失を穴埋めしたとされる問題で、同証券が別の商品先物会社を通じて補填を図った疑いがあることが関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は20日に金融商品取引法違反(損失補填)容疑で同証券経営陣らの強制捜査に乗り出す方針を固めた。
損失補填を受けた顧客は少なくとも10人以上で、総額は億単位になるとみられる。
関係者によると、損失補填への関...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り326文字