店頭FX、健全性を評価 20年1月から金融庁が新規制
金融庁は外国為替証拠金(FX)業者に新たな規制を導入する。2020年1月から十分な自己資本を確保させる厳格な健全性評価を設ける。年間の取引金額が4千兆円規模に膨らむなか、FX業者の破綻で金融市場が混乱するリスクを抑える狙いがある。
新規制の対象は取引所を通さずに業者と個人投資家が為替を直接やり取りする店頭FX。投資家が相場の急変で損失を被った場合に資金を回収できなくなる未収金リスクなどを想定し、...
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