FX取引額5年ぶり減 16年度、個人が手控え
外国為替証拠金(FX)取引の2016年度の取引金額が、11年度以来5年ぶりに前年度割れする見通しだ。英国の欧州連合(EU)離脱など市場で不透明材料が多く、個人投資家が損失を避けるために取引を手控えたためだ。トランプ米政権への不安感も投資家の間には強く、取引の低迷が続く可能性がある。
FX取引会社約150社が参加する金融先物取引業協会のデータによると、FX取引の金額は16年4月~17年2月の月間平...
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