今日は事情があって、終日自宅におりました。バラバラバラバラと、一日中ヘリコプターが飛んでいました。日本にこんなにヘリコプターあるんだ、と思うほどでした。まだ各国要人が多く居て、レセプションしたり空港に移動したりと、取材することが多かったのでしょう。

 

 昨日・今日と、日本と海外のメディアがどのように報道したかを詳しくは追い掛けていません。しかし、国葬に対して二つに分かれた意見があったこと、そしてこれをいわゆる「分断」と報じたメディアもあるでしょう。でも私には、分断と云うよりは、多様に近いようには見えました。他国の分断は、もっとシリアスなもののように見えます。我が国は、多様な意見や立場があって、それがかなり尊重される国だと思います。

 

 でもだからこそ、聞いて・判断して・説明することが重要だと思います。何故なら多様な価値観の認められる国だから、判断した内容は必ず全員の価値観には合わない訳で、それを前提に説明することが大切なのだと思います。

 

 バラバラバラバラ。秋の鳥の声に混ざって聞こえるヘリコプターの音は、軍事ヘリの音ではなくて、人の動きを取材するマスコミヘリの音であることに、平和を感じていました。