今、シンガポールに居ます。
何が問題かというと、
恐らく、要は脳の作用でのインプットとアウトプットが、
今、シンガポールに居ます。
何が問題かというと、
恐らく、要は脳の作用でのインプットとアウトプットが、
縁とは、不思議で深くて長いものです。先日、或るイベントで、或る有名なお寺の方に初めてお会いして一緒に登壇することになり、その後の会食で話が弾み、実は家族の先祖が江戸時代の末期にそちらのお寺で「或る事」をしたという口伝があるのです、とお話したところ、日誌があるので調べてみましょう、となりました。するとなんと、190年前、天保5年の「或る事」の詳しい記録が、紙に墨で書かれた状態で発見されました。これにはお寺さんもビックリ。もちろん私の家族も超ビックリ。先週末は文字通りのお礼参りにそのお寺に伺ったのですが、時空を超えた縁に、本当に感動しました。
縁とは、偶然のものではなく、綿々とした思いや行いが連なることによって、縁として繋がっているのだと思われます。縁は原因ではなく結果なのではないか。そう考えると、「思い」というものが何よりも大切なのだと知らされます。私は忙しいのが趣味のような人間で、毎日々々常に時間に追われて暮らしているのですが、そしてそれらは恐らく、私の「思い」の為している業だと思うのですが、念のため再確認して、「思い」のために時間を集中するように、気を付けたいと思います。
東京は春爛漫という感じです。
さて、桜の季節は新入社員の季節です。私も37年前の昨日、
昨日の入社式でも同じ話はしましたが、
雨模様が続きます。しかし先週の水曜日・春分の日はいい天気でした。夕日が沈む前、時計を見ると既に午後6時前で、気付かぬうちに随分と日が長くなったことを知りました。お彼岸は切り替え時です。私が親しむ遠州流茶道では茶器の中から抹茶を汲む位置も変わります。暑さ寒さも彼岸まで、とも云います。これから春本番ですね。と思ったら、天候が崩れましたが、これも春に内在するものなのでしょう。
大相撲春場所では尊富士と大の里という若い新スターが彗星の如く誕生し、日本全体で世代交代が進んでいく兆しを感じました。「お前ならできる。記録じゃなくて記憶に残したいんだろ?」ー照ノ富士が云ったと伝えられる言葉もいいですね。もちろん暗いニュースも常にあるのですが、お彼岸も越えたことだし、いい側に注目していきたいと思います。
いい側と云えば私の花粉症。還暦にして初めて花粉症を本格的に発症したわけですが、始まったのは二週間前に兄の五十回忌の仕上げに、永平寺に法要に行った時でした。永平寺は杉の森に囲まれており、永平寺が近付くにつれて、花粉症の症状が始まりました。兄は永平寺で永代供養されているのですが、今回初めて、永代供養といえども基本は五十年で文字通り弔い上げで、この場合の永代とは原則五十年であることを知りました。花粉症は、兄からのメッセージなのだと思います。そう考えると、花粉症も愛おしいものです。杉の花粉が収まったら、永平寺に再訪して、また供養をお願いしてこようと思います。
さて、もうすぐ新年度です。投資の世界も新年度入り。新しい前向きな展開を期待し、或いは自分たちで創っていきたいと思います!
先週の火曜日にこのつぶやきを書いて以来、
先ずは水曜日、固体燃料ロケット「カイロス」の打ち上げ失敗。
同じ水曜日、衆議院法務委員会では、警察・
そして翌木曜日の夜から私の鼻・喉周りが怪しくなり、
そして週明けの月曜日、プーチン圧勝のニュース。
そして今日、遂に日銀がマイナス金利を解除し、
この一週間、プーチンを除いて、「変化」が目立つ一週間でした。
「ゴジラ-1.0」が、米アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しました。快挙ですね。おめでとうございます。最新技術を使った超高価なSFXではなく、様々なアイデアで特撮というか視覚効果を実現しての受賞で、日本らしいところもいいと思います。映画は面白くて、私も小さい時からゴジラ映画は好きだったし、とても楽しめたのですが、主演の神木隆之介さんとヒロインの浜辺美波さんがやや戦後感から掛け離れたビジュアルで、そんなアンバランスのところも印象を強くしたのかも知れません。
さて、話は変わり、先日夜に急に出掛けることになり、相手にディナーの場所を選んでもらったら、かつて私が足繁く通った懐かしのレストランでした。おー、良くここを選んだな、と思って店に行き、馴染みの顔はまだ居るかな?と入店すると、果たして、フロアマネージャーは昔から良く知っている人でした。どうも、久し振りです。実家に戻ったような感じで和やかに食事を進めていると、そのマネージャーが云い出しにくそうに話してきました。実は、もうすぐ閉店するんです。えっーーーーー!まじですか。早速閉店日の数日前の日に、20人の席を予約しました。懐かしい面々と楽しもうと思います。
私は食べ物屋さんに閉店時に居合わせることが多いです。以前にも書いたことがありますが、古くは高校時代に学校の近くにあった「坂道」という喫茶店。閉店直前に行ったので、店に置いてあった男組全巻をもらいました。そして大人になってからは、「山路」という館野さんという職人さんがやっていたお鮨屋さんに行ったら翌々日に店を閉める、兄弟子である清水さんの「喜久好」も同じ日に閉まる、と聞いて、慌てて喜久好さんにも最終日に詰め込んでもらって最後のお客さんになったり。
お鮨屋さんと云えば、日本橋にあった未だに私が一番好きな「千八」さんの松下さんが、もう店を閉めると電話をくれて、それから閉店までの1~2ヶ月の間に何度も行って、最後は最終日の最後のお客さんになって箸置きひとつだけ思い出にいただいたこともあります。また、中学・高校の正門前にあった「昌華飯店」に、服部先輩と飲みに行ったら、その日最後の客になり、もう閉めるから帰ってちょうだい、と云われて現金会計して帰ったら、その晩店はそのまま永遠に閉めてしまったり。西麻布の「コロンバ」に久し振りに遅めにふらっと寄ったら、お客さんは他に一組、そのお客さんが帰ると、実はこれで閉店、即ち廃業なんですと告げられたり。
そして今回の青山の「S」。なんか縁ですね。食べるのが好きだから、こういう巡り合わせになるのでしょうか?或いは頻繁に外食をしていると、確率的にこうなるものでしょうか?お店の人が必ずしもお客さん全員に閉店することを話さないとも考えられるので、お店の人と仲良くなって色んなことを話すからでしょうか。最後の理由が、当たってそうな気がします。これからも食べ物屋さんとは仲良くして、色んな出会いと再会をしていきたいと思います。
日経平均は昨日史上初の4万円を超え、
それは、
バブル期は、
あと1年この状態が続けば、
2月22日、木曜日に、日経平均は史上最高値を更新しました。私はマスコミ向けにコメントを発表させていただきましたが、本来ならばこのつぶやきで書いたことでしょう。
去年の6月末迄の約24年間、一営業日も休まずに書いてきたつぶやきは、私自身にとって掛け替えのないデータベースでした。あの日あの時、世界で、日本で、当社で、或いは私に起きたことに、私はどう考えどう文章にまとめたのか。私にとってはもっとも信頼できるデータベース、私の生き写し、或いは私という媒体を通しての世界の写しがそこにあったのですが、毎営業日から毎週へと頻度を落とした瞬間に、その性質は全く変わってしまいました。
「写し」やデータベースとしての意味はほぼなくなったことを、痛感します。中東やアメリカの問題などでもこの8ヶ月間感じてきましたが、やはり先週の木曜日、日経平均史上最高値更新時に、圧倒的に強く感じました。もう完全に芸風も思いも変えないといけないなぁ。と思いつつも、2月22日に出したコメントはマスコミ宛てで、マネックスの正式なプラットフォームには載っていないので、ここに載せようと思います。2営業日遅れの鮮度が落ちた内容ですが、私の思いを書き記しておきます。
ーーー2月22日の私のコメントーーー
本日、日経平均株価が、史上最高値を更新しました。
1987年に社会人になった頃、街にもマーケットにも熱気がありました。
1989年12月29日に日経平均はピークを付け、それから長い低迷の時期を経て、本日、2024年2月22日に、今再び史上最高値に至りました。
この間ずっと資本市場に全てのエネルギーを捧げてきた私としては、感無量です。
日本の株価が上がると、年金資産も増え、企業のグローバルな買収能力や人材の採用力も高まり、資産効果によって消費を刺激して経済を活性化し、更には株式譲渡課税のベースが上がるので税収も増えることに繋がります。
日本の株価が上がることは、日本にとっていいことばかりです。
今回のことは、もちろん日本企業の不断の努力によって収益力が上がったことが大きな理由です。
同時に、我々証券会社・運用会社グループも当事者として、上場企業のコーポレートガバナンスの進化・株主還元の改善・資本効率の改善などを推進し、また個人投資家の投資環境を劇的に良くし、投資理論の普及などを行い、全般的に日本の資本市場の効率化と性能向上に努めて来たことも、日本の株価復活に貢献していると自負しています。
今後も、資本市場の改善、株価の上昇、ひいては日本全体の生産性の向上に資するように、マネックスグループ各社の力を合わせ、日本社会と個人投資家に貢献していく決意です。
これからの高値は、34年ぶりの高値ではなく、「新高値」です。
過去を振り返って過去を取り戻すのではなく、これからの日本は、前を見て新しい成長を創っていくべきです。
そんなシン・ニホンに大きく期待します。
マネックスグループ会長・マネックス証券創業者 松本大
私の同僚が、64時間掛けて出張先のアフリカから帰国しました。
しかし体調はいたって良好です。
2年前に「あれ?松本さん、おなか出始めました?」
日本株マーケットも、この数日はちょっともたついていますが、
日本株に負けないように私も頑張るようにしようっと!
先週はニューヨークとワシントンD.C.に出張だったのですが、帰ってきてすぐに、テイラー・スウィフトの東京ドームコンサートに行きました。因みに、皆スイフトと呼んでいると思うのですが、何故スウィフトって表記するのでしょう?気持ちは Swift だからでしょうか。日本語の表現能力って面白いですね。それはともかくこのERASツアー、本当に圧巻でした。9年前に1989ツアーをニュージャージーのメットライフ・スタジアムでも見ましたが、100倍以上パワーアップしていました。そのAVの技術や、構成の合理性など、話したいことはいくらでもあるのですが、今日はもっと根本的なことについて書きたいと思います。
テイラー・スウィフトのコンサートを見て思ったこと、それは彼女が「人間を謳歌している」と感じることです。
「人生を謳歌する」という表現はありますが、「人間を謳歌する」という表現は聞いたことがありません。しかし彼女がカラダ全部を使ってステージを大きく動きながら、そして観客との繋がりを確認しながら、人間としてのテイラー・スウィフト全部を使って、そしてそれを喜びながら歌を歌っている、いや単に歌を歌うのではなく、まさにパフォームしているのを見て、自然と私の中に、「人間を謳歌している」という言葉が湧き上がってきました。テイラー・スウィフトの圧倒的な人気は、それは例えば大谷翔平のようなスーパー・スポーツマンと比べても段違いの経済規模な訳ですが、それはこの「人間を謳歌している」ことに、世界中の人が憧れて、或いは共感し、或いは希望をもらうから、そうなるのではないでしょうか。
私もこの数日は、大きく手を振って歩いております。気持ちいいですね!