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2021年10月25日

ドル円、3日続落

・ドル円は3日続落。パウエルFRB議長がオンライン会合で、米経済の懸案となっている物価高や供給制約について「予想よりも長く、来年にかけて続く可能性が高い」と述べ、インフレ圧力の長期化に対する警戒感を示すと、米長期金利の上昇とともにドル買いが入り、一時113.87円付近まで値を戻した。
 ただ、同議長が「我々の見解では高インフレは緩和する可能性が高い」「利上げは時期尚早」と発言し、早期利上げを否定すると一転ドル売りが優勢に。4時30分過ぎに一時113.41円と日通し安値を更新した。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。
 なお、CFTCが発表した10月19日時点の建玉報告によると、CME通貨先物市場で非商業部門(投機筋)の円の対ドル持ち高は10万2734枚の売り越しと2018年12月以来の水準となった。市場では「過熱感」を指摘する声も出ている。

・ユーロ円は続落。ドル円の下落につれた売りが出たほか、米国株式市場で主要3指数がマイナス圏に沈むとリスク・オフの円買いが意識されて、一時131.92円と日通し安値を付けた。その後、ダウ平均はプラス圏を回復し史上最高値を更新したものの、S&P500とナスダック総合がマイナス圏で推移したこともあり、戻りは鈍かった。

・ポンドは全面安。「EUはアイルランド国境に関し英国との溝がこれ以上深まれば、ブレグジット合意の破棄を検討している」との観測報道が伝わると、ポンド売りが優勢となった。ポンドドルは一時1.3736ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8469ポンドと日通し高値を更新。ポンド円も本日安値となる155.93円まで値を下げた。

・ユーロドルは反発。ただ、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。パウエルFRB議長の発言を受けた米長期金利の動向に一喜一憂する展開。24時過ぎに1.1656ドルと日通し高値を付けたものの、すぐに失速し1.1622ドル付近まで押し戻された。引けにかけては1.1646ドル付近まで強含んだ。




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