岸田総理は、成長失くして分配なしなどと言っています。

 成長の果実を分配するんですって。

 でも、それ、自民党政権が20年以上にもわたって言い続けてきたことではないでしょうか?

 トリクルダウンなんて言っていました。

 そして、アベシンゾウは黒田東彦を日銀総裁に登用して、異次元の緩和策まで採用したのに、全く成果はなし。

 その反省もなく、岸田総理は、どうやって成長が可能だと考えるのでしょうね?

 それに、そもそも総裁選のときには、分配が先に来ていた訳ではないですか?

 賃金を引き上げて、どれを成長の起爆剤にする、と。

 しかし、その主張が換骨奪胎されてしまった。

 一方で、山本太郎は、25年間のデフレから脱却させなければいけないなどと、かつてのアベシンゾウと同じようなことを言っている。

 但し、その手段としては、リフレ政策ではなく、積極財政でそれが可能だ、と。

 でも、その一方で、山本太郎は、インフレ率が2%を超したら、積極財政はストップするとも言っているのです。

 ということは、消費税が廃止されても、いつまた復活するか分からない。

 給付金も突然ストップしてしまうか分からない。

 経済というものを全く分かっていないとしか思えない。

 
 余りにも、消費税にばかり国民の関心を向けるのは意味がないとしか思えません。

 確かに消費税には逆進性があり、弱者にとっては重い税でしかありませんが…その一方で、お酒にどのくらいの税金がかかっているかなんて、考えてお酒を飲む人などいないではないですか?

 つまり、税率を表示しない、或いは、税率が幾らであるかなんて考えなければ、消費税などかかっていないも同然、と言ったら言い過ぎになるでしょうか?


 今朝、羽鳥さんのモーニングショーをみて思いました。

 ヨーロッパでは、再生可能エネルギーの利用率がなんと高いことか、と。

 そういうことをもっと国民に知らせることが、自民党を打ち負かす原動力になると思うのです。

 ですから、環境問題やエネルギー問題で国民を啓蒙することが肝要。

 きっと、若者たちも関心を示すと思うのです。

 そうすれば、今の自民党のやっていることが、どんなにいい加減なものかを理解し、政権交代に結びつく、と。

 
   
 いずれにしても、成長失くして分配なしと岸田が言うのであれば、今後も給料は上がらないということだな、と思った方、クリックをお願い致します。
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