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川路猛

インヴァスト証券株式会社 代表取締役社長 川路猛氏(第4回)

2012年02月29日(水)

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(第3回はこちらから)

■「シストレ24」は中間的な商品になる

「こんなダメなストラテジーを出してインヴァスト何やってんだ!」と、ツイッターでお叱りの言葉をいただいたことがありました。しかし、3日したら同じ人から「翌日からプラ転してきました。何日か見てみると自動売買も優秀なものありますね。反省しました。」というツイッターがあがってきました。

「シストレ24」の肝となるのは、過去の実績を全部見たうえで、“自分で選ぶ”のです。私達がこのストラテジーは勝てますよ、と提案しているわけでもありませんし、ましてやストラテジーの売買ロジックが正しいか否かについては全く言及すらしていません。なぜならば、システムの売買ロジックが正しいか否かはあまり関係ないのです。選んだ後に利益を出すか出さないかだけ。それで、利益を出さないなら交代させるだけのゲームなのです。

その判断の元となる過去の実績が正確である、これだけは私達が保証しています。その実績を見て自分で選んで頂く。よりアクティブな投資信託みたいなイメージを持っていただければよいかと思います。

「シストレ24」は、いずれ裁量トレードと外国債券、外貨預金などの外貨投資との中間的な商品になり得るかなと考えています。その真ん中あたりのミドルリスクミドルリターンを狙うというものにはなるのではないでしょうか。将来的には、この中間部分の市場ができるのではないかと予想しています。

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インヴァストがシストレ始めた、本当に儲かるのかどうか、じゃ、お手並み拝見というお客様もいらっしゃいまして、そういった方のほとんどが、じゃあ、どれを選べばいいんだとお尋ねになられます。われわれは、喜んで、選び方の切り口を教えて差し上げています。勝率重視なら、過去の経験、実績を見て、勝率が高いのものを選べばいいのです。もし、損小利大ならば、勝率は3割、負けるのが7割だけど、勝つときは負けの5倍というのも探せば出てくるのです。

実際に、やり始めると、そのシステムが子供みたいに可愛く思えてくる方も多くいらっしゃるようです。かくいう私も、現在「Maloma」というストラテジーをずっとウォッチしていまして、この「Maloma3兄弟」のうち長男のドルスイスが3ヶ月間でランキング1位、次男のユーロドルがランキング2位、三男のポンドドルは残念ながら苦戦中です。

今、自分がやっている投資的なものとしては、役員持ち株会の自社株買い一辺倒なのですが、立場上できるのならばぜひ「シストレ24」で運用してみたいと思っています。

■今後のFXの真の姿

レバレッジ規制なども含めた一連の規制強化で、投資家にとって、許容を超えるようなマイナスを一気に出してしまうような状態が減少してきているという意味においては、FX業界はとても良い方向に向かっていると思います。20〜30代の人が専業トレーダーとして信じがたい金額で一日何十回もトレードするということ自体、私にはあまり理解できません。そんな先に未来はなく、長続きはしないと思うのです。

一方で、外貨預金だけで5兆6,000億円。外国債券にいたっては、去年1年間で証券会社が売ったものだけでも、5~6兆円あります。こういった外貨投資というのは、日本人は大変なじみ深いものですし、今は円高ですけれども、今後は円安トレンドの可能性が高いと見れば、外貨投資のニーズは非常に大きなものがあります。なので、今後のFX業界の発展、もっと言えば、日本に資するというか、役に立つためにわれわれがやらなくていけないことは、投資家の皆様それぞれが望むリスクに応じたリターンを見込める金融商品に、きちんとした理解を得た上で投資できる環境をご提供することだと考えています。

従って、そんなにリスクを取らずに、そうはいってもそんなに何倍も儲かるわけでもないようなものにFXはなっていくのではないでしょうか。そういうふうになっていったら、やっと初めて、日本の人口のほとんどが何らかの形で経験している金融商品に、FXはなると思っています。

実際、当社の「くりっく365」のお客さまは、ほとんどやめていかれずに、何年もやっている方が多いのです。評価損を大きく抱えていらっしゃる方もいますが、外貨預金をして、為替レートを適用して計算したら同じです。レバレッジ1倍以上、必要以上の証拠金を口座に入れておけば、その方にとっては、FX(証拠金取引)とは言えないでしょう。おそらく、バタバタと朝から晩まで夜中まで取引をする時代は、過去のものになくなっていくのではないかと予想しています。

■“インティグリティ(誠実)”で顧客の立場になる

外貨預金は、何の競争原理も働いていませんので、手数料も割高で高止まりしています。外国債券だって、ほとんどの投資家の方々が実際、投資しているのは、“為替”です。例えば、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(以下、RBS) 発行の豪ドル債がありますが、円高で豪ドル自体に損失が出ただけでなく、RBSは今回のユーロ財政危機で2グレード格下げされています。それに加えて、証券会社の販売手数料などのフィーを取られてしまうのですから、投資家は踏んだり蹴ったりです。

だったら、豪ドルを買うか売るか、ストレートに“為替”に投資する方が効率が良いですし、好きな時に売却できるなど利便性も優れています。これからのFXは、何倍もレバレッジかけて短期でトレードするという使われ方ではなく、長期で利用されるようにしていきたいし、実際になっていくと思います。

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証券会社のスタンスもより公共性を求められると思います。当社は、例えば、ロスカット基準なども他社より圧倒的に高く設定しています。一方で、マイナスが証拠金の80%に達しないとロスカットしない、という基準を設けている証券会社も未だに存在します。10の内、8損して、2割程しか帰ってこない水準でロスカットされてしまったら、普通の人はもう立ち直れません。

でも、80%損する前に相場が反転して戻ることを期待するのが人情ですので、投資家はロスカット基準が低い方を好む傾向もあります。そういう人情に付け入るような姿勢は問題だと思いますし、その方が、お客様が回転売買して手数料が上がると考えるのは、もう昭和の発想です。

これからは、お客様に、本当にこまめなロスカットを推奨するとか、ましてや、レバレッジ25倍なんてとんでもない、もっと中長期でどうでしょうかとか、そのようなリスクコントロールのツールや、より良いサービスなどの仕組みも作っていかなくてはなりませんし、システムの安定性や会社としての様々な意思決定にかかる見識や情報開示の姿勢などもきちんとやっていくことが最も重要だと考えています。

将来的に、FXは、一般的な金融商品に十分成り得ると信じ、当社社員の名刺に刻まれている “インティグリティ(誠実)”の精神に恥じないように、お客さまにとって何がベストなのかを、常に意識しながらいっそう励んでいきたいと思っています。

(全編終了)

*2012年1月17日の取材に基づいて記事を構成
 (取材/文:香澄ケイト)

(第1回)中学生で単身渡米、世界の広さを知る
(第2回)気合いと根性、粘りと頑張りで証券の世界に
(第3回)唯一無比、「シストレ24」という新アプローチ
(第4回)“インティグリティ(誠実)”の会社精神に則って

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