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広布文夫

サザインベストメント株式会社 代表取締役社長 広布文夫氏(第4回)

2009年10月26日(月)

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■GFTとの出会い

大和証券を辞めた後、しばらく旅をして過ごしたりしていました。そんな時、大和証券の日比谷支店にいた時の私の後輩が、GFTという会社を紹介してくれました。私は為替のことは全く分かっていませんでしたから、為替もネットで取引ができるのだと驚きました。

GFTの方々と話をするうちにFX業界の現状がだんだんと分かるようになってきました。またGFTのシステムを見せてもらい、やり方によってはうまくいくかもしれない、と考えるようになりました。

ある日、GFTの幹部が日本に来たとき、いろいろと話をしてみると、GFTという会社は、非常に真面目な会社だということが分かってきました。非常にコツコツとやっている真面目な会社だと分かったので、GFTと契約をし、FX事業を始めることにしました。2003年でした。

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GFTのシステムで印象的だったのが、チャートの分析機能です。私は当初、ここまですごいチャート分析機能が必要なのだろうか?と思っていましたが、GFTの社長であるゲーリー・ティルキン氏が、FXは株と違ってチャートが必須ツールだと言うのです。彼は、もともとメリルリンチでブローカーをやっており、FXにおけるチャートの重要性を認識していたのだと思います。今では、日本の投資家もいろいろと分析をするようになってきましたので、GFTの機能があって本当によかったと思っています。

GFT本社は、株式100%をゲーリー・ティルキン社長が保有しています。当初、資本金は100万ドル程度だったようですが、今では5,000万ドルを優に超えているらしいです。増加分はほとんど剰余金です。ティルキン社長は、GFTがグーグルと同じぐらいの成長性だと言っています。

社長の下にいる副社長も、ティルキン社長を信用しており、絶対に裏切らないという感じです。お互いの信頼関係が結ばれている会社っていうのは強いと思います。GFTであれば、ちゃんと成長する会社だと思っていますので、私はGFT一本でやって、裏切らないですし、また、そうしないといけないと考えています。

■サザインベストメントの由来

サザという社名の由来は、佐々木さんという大株主の方の名前から来ています。GFTと契約をし、FX事業を始めようとしましたが、資金集めを始めました。そのプロセスにおいて、紹介されたのが佐々木さんです。佐々木さんの所有している会社を器として事業拡大していますが、今まで私の好きなように事業をやらせてくれていますので大変幸せです。

■FX業界そしてサザインベストメントの今後

弊社の収益だけを考えれば、お客様が高いレバレッジで取引を何度もしていただくほうが助かります。しかし、それでは少数の勝ち組と大多数の負け組みを生むだけです。FXという市場を大きくするのであれば、レバレッジは最大でも10倍程度で、投資信託のように運用するスタイルが定着する必要があると思っています。FXをそういう気持ちで利用いただくと、FX市場は、もっともっと大きくなり、安定した資産運用の場となるはずです。私としては、それを願っているから、そういうふうにさせたいと頑張っているのです。

プログラム売買など一部の特殊な方や、分析能力が高くマインドコントロールができている方は、勝てると思います。しかし、大半の方は、甘い気持ちで入り負けてしまいます。こういう方の場合、優秀な方の能力を取り入れて、その方のやり方に便乗するのがいいのではないかと思っています。大手証券会社でしたら、先物を使った投資信託を組成し、お客様にご購入いただければ、お客様は一喜一憂する必要がなくなります。FXにおいても、こうした時代が間違いなく来るだろうと思っています。

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弊社では、FXをする多くの方が負けてしまうので、教育に力を入れていこうとさまざまなサービスを提供しています。たとえば、弊社が運営するFX Clubでは、ロブ・ブッカー氏のようなFX教育者情報のほか、シグナル配信など、さまざまな情報を紹介しています。また、弊社、スイングウェバー社、GFTの3社が協力し、近未来型自動トレードシステム「トレードメッセンジャー」をリリースしました。トレードメッセンジャーは、シグナルが届くと、自動的に売買を行なう機能を搭載しています。トレードメッセンジャーによって、お客様は、「シグナルが配信される時間によって、取引のチャンスを逃してしまう」という問題を解決することができます。

トレードメッセージャーを始める際に思ったのが、FX業者は、単にオーダーを取ればいいのでは?ということでした。スイングウェバー社と組むことで、弊社がリスクを負うことについてもよく考えました。ただ、弊社が今後も生き残っていくには、そうしたリスクも負う必要があるだろうと結論付けました。おそらく、半年か1年もすれば、同業他社が似たようなサービスを始めるでしょう。しかし、非常にめまぐるしく動くFX業界において、半歩でも先に行くことが、生き残るための条件だと思っています。同業他社が、同じものを提供したとしても、そのときには弊社には経験があるので、ちょっと先にいっています。そういう考え方もあると思います。

■もし100万円あったら何で運用する?

日経平均が1万円台である以上、ここで日本株を買う気にはなれません。女性と一緒においしいものを食べに出かけて、1日で100万を使うのも一つの方法だと思います。100万円を一気に使って贅沢するのも、面白い話だと思います。

私も50歳を過ぎ、いつまで生きているか分からないとしても、あともう少しの命だと思っています。10代の頃は、死について何も思いませんでしたが、40代、50代となり、人間ドックなどで血圧や中性脂肪などについて指摘されると、脳溢血などで倒れる可能性もあるのかもしれない、などと考えるようになります。そう考えると、お金は、そこそこあればいいかな、という気持ちになります。そのため、今の私は、投資をする気にはなっていません。

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トレードメッセンジャーのトレーダーで、コツコツ・コツコツと地道にリスクコントロールしながら運用しているトレーダーにご褒美として100万円をあげるよ、みたいな、そういうサプライズをしてみたいです。その代わり、一生懸命、FX市場のためにもっともっと頑張ってくれ、と言いたいです。懸賞金目的ではなく、時間をかけてじっくりと取り組む「資産運用としてのFX」に貢献するトレーダーへのご褒美です。

書店では、50万円を1億にする、などと題した書籍が並んでいます。そうした投機的な動きが強すぎますので、投資としてのFX市場拡大を目指すトレーダーに、プレゼントするようなサプライズが良い気がしています。

株主の了解を得る必要はありますが、可能であれば弊社の利益の何%かをボランティアをしている方々に寄付をしたいという気持ちがあります。私は、これまでいろいろな海外の会社を見てきましたが、単にお金だけを目的とするのは、あまり良くありません。やはり、お金は、自分だけが溜め込むのではなく、社会に回していったほうが良いのです。私はクリスチャンでも何でもありませんが、あまり悪いことをしていると、神様はきちんと見ている気がします。ある程度の成功を収めたら、儲けの一部はここへ、という考え方をしていきたいですし、そういう人生がいいなと思っています。

ですから、最近は、いつも、自分の気持ちを常に穏やかに安定させて、今日も良かったな、といえる気持ちにさせるにはどうしたらいいのだろうか、と考えるようになっています。そのためには、自分がうまくやっていくと裏切りとかあるかもしれませんが、そういうことを経験しないように、信頼関係に基づいてビジネスをしてみたいと考えています。だから、私はGFTとは裏切らないでやっていこうと思っていますし、従業員にはそれなりの処遇をしていきたいという気持ちがあります。会社は、人で成り立つ部分が非常に大きいですからね。

(全編終了)

(第1回)野球好きで女性にモテる子供が男子高へ
(第2回)コネ入社の新卒が優秀な営業マンに
(第3回)サンタバーバラで人生のあり方を知る
(第4回)信頼関係に基づくFXビジネスの構築へ

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