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根津文彦

株式会社外為オンライン 代表取締役社長 根津文彦氏(第3回)

2009年03月02日(月)

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■24時間休みなく為替相場を分析

 2006年4月にオンラインFX取引『外為オンライン』のサービスをスタートしました。サービスインまでの約1年間、取引システムの最終調整はもちろん、我々が構想したビジネスモデルの更なる調査と分析を実施し、具現化するための施策を構築しました。1年の準備期間のうち、3カ月間くらいは、為替相場を24時間、あらゆる角度から分析し続けていました。月曜日の朝、出勤し、為替相場が終了する土曜日の朝に帰宅するという毎日です。

まずは、為替相場がどのように推移するかを想像し、統計学的に理解しようとしました。ファンダメンタルの要素なども加味し、複数の角度から分析することで、今後どのような値動きをするかを考えました。世の中に存在するテクニカル分析は、ほぼ全て検証しました。こうした作業を数カ月間続けていましたが、当時は全く苦にならず、新しい発見が日々あり、今振り返っても楽しい毎日であったように思います。

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膨大な分析結果が出力され、当時もだいぶ処分したつもりでいましたが、当社が昨年4月に現在のオフィスに移転する際に、処分し切れなかったデータ分析結果を記した紙がダンボール数十箱になって見つかり、当時のことが懐かしく思い出しました。

マーケティング分析についても、お客様が本当に求めているものは何か?当社が提供するサービスはどうあるべきか?を基準に、あらゆる角度から分析し、それらがビジネスモデルとして成り立つかを検証しました。当社が提供しているサービスは、それらの結果が綿密に結びついたものであると考えております。当時のFX業界の動向は、多角的視野により相当分析しました。

■オートメーション化による業務の効率化

 当社はIT企業出身ということもあり、多くの部分において、システムを導入しオートメーション化しております。これも我々のビジネスモデルを実現するために、なくてはならないものです。

もちろん人間が介在しないと成り立たない部分は必ず存在します。しかしながら、ルール化できる部分はなるべく簡素化し、単純作業にした上で、システム化していくことが本来あるべき姿と思っております。

単純作業はコンピューターが最も得意とする分野です。私は社員に対し、単純作業で日々終わらせるのではなく、常に向上的な思考を持って、業務をするよう言っております。システム化し、人間にかかる作業が軽減された分、もっと前進的な部分に思考を張り巡らせるということです。

オートメーション化は、単なる人的コストを削減するためだけの施策ではなく、人間に依存しない運営が可能になる他、常に社員には創造性を追及した作業を割当てることができ、我々の企業理念の1つでもある「人生設計の中に豊かな価値を創造する」という環境が構築でき、それらがお客様へのサービスにもつながると考えております。

■低スプレッドへの挑戦

 我々が目指したビジネスモデルは、お客様とより良い関係を構築できないと成り立たないものでした。我々が会員数をどのように増やすかということを考えた際に、お客様が一人増えることと、お客様の資産が倍に増えることは同じと考えたわけです。

表面的な結果は同じであっても、その過程、考え方により、本質が全く異なります。どちらの方が、お客様と当社にとって相乗的にメリットがあるか。本質を考えた結果、我々はお客様に少しでも取引しやすい環境を提供することにより、それを実現しようとしました。

当時、すでにいくつかのFX事業者は、手数料無料を打ち出しており、スプレッドは、ドル円で固定5銭としていたところが多くありました。そのような中、当社は、手数料無料はもちろんのこと、スプレッドについてはインターバンクでは当り前とされている変動性を導入しました。その結果、スプレッド2銭からの提供が可能になりました。それは、お客様とより良い関係を構築できないと成り立たないという想いから、お客様に優位にお取引をしていただく為に考えたものです。

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今でこそ、スプレッド変動性が、BtoB取引のみならずBtoC取引においても当り前となりましたが、おそらく、当時スプレッドを変動性とし、かつ2銭から提供したのは、当社が初めてだったと思います。当初は、お客様もスプレッドが変動することに違和感を感じられたようですが、条件的に優位であることがすぐに受け入れられました。当社がオンラインFX取引にサービスインした直後より口座の申込みが増え続け、我々が目指すビジネスモデルに間違いがなかったことを確信いたしました。現時点においては、スプレッド、他条件についても更に進化し、また今後についてもお客様とより良い関係を築くための施策展開をしていこうと考えております。

当社は2007年度取引高bPを獲得しました。それは、参入する前に想い描いたビジネスモデルを実現するために、あらゆるデータ分析を重ね、また業務の効率化を徹底的に実施し、お客様とより良い関係を目指したFX事業に挑戦した我々に対するお客様からのご評価であったと大変うれしく思っております。

(次回に続く)


(第1回)多面的思考を形成する
(第2回)ホテルマンからIT企業 そしてFX事業参入
(第3回)お客様とより良い関係を目指したFX事業への挑戦
(第4回)お客様にとって分かりやすいFXを目指して

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