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為替コラム

クリック証券株式会社 代表取締役社長 高島秀行氏(第3回)

2009年07月27日(月)

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■運用の仕事を志すも時代が味方せず

帰国後、大阪と東京で就職活動を始めました。英語がしゃべれるということもあり、日系の証券会社だけでなく、外資系証券会社や、運用会社など、どこも順調に面接が進みました。しかし、ちょうどその頃、三洋証券と山一證券が破綻したことで、大量の経験者が転職市場に流入してきました。このため、ほとんどの会社で面接の最終段階で断られることになってしまいました。

そこで運用関係の仕事ではなく、他の職業を考えました。結論として、コンピューターだったら、個人的に実力があれば、すぐに活躍できるだろうと判断しました。そこで、まずはシステム関係の仕事に就こうと仕事を探していたら、300人ぐらいの大きさの会社があったので、そこに入社しました。

ただ当時はコンピューターについて何も分かっておらず、インターネット関連の仕事ができるだろうと思っていたら、入社した会社は、保険会社を顧客とした大型コンピューター関連の会社だったのです。

その会社でしばらく仕事をしていたのですが、やはり個人の力量だけではなく、組織力がものをいう業務です。また、個人の実力を試すには、インターネット系のシステムでないとダメだ、ということも分かってきました。そこで、インターネット系の最先端の技術を使う会社を見つけて転職しました。それが、ファイテック研究所でした。

■ファイテック研究所でネット証券システムを手がける

私が転職した頃、ファイテック研究所は、松井証券のシステムをこれから作る、という状況でした。ファイテック研究所の社長は、大学を卒業した後、海外留学し、アメリカで会社を設立した方で、この方と松井証券の社長さんが知り合って、日本で作った会社がファイテック研究所なのです。

ファイテック研究所では、松井証券のシステムのほか、ネット証券のシステム開発をいくつか担当しました。またネット銀行やポータルサイトのサイト構築も担当しました。主に企画営業をして、要件定義や仕様設計までの部分を担当しました。

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本当は、ファイテック研究所では、プログラマーの仕事をしたかったのですが、証券業務に詳しい社員がいなかったので、要件定義などでは私の経験が有用だったようです。

ファイテック研究所は、私が入社した頃、従業員が3、4名程度の規模でしたが、3年後には100人ぐらいの規模まで成長していました。ただ、その後、会社の方向性について従業員の間で意見が分かれたこともあり、私自身もどうしようかと考えたのですが、会社の動向はともかく、次のステップを目指して環境を変えたいと思っていました。ファイテック研究所で、システムに関する知識を身に付けられたのは、非常によかったと思っています。

今後は、自分が中心になってやれるようなところに行きたいと考え、また、名の知れた会社に行ったほうが、スケールの大きな仕事ができる可能性もありますし、それ以降のキャリアにとってもプラスになるかなと思っていました。

■アクセンチュア、ライブドアとキャリアアップ

次のキャリアアップ先として、どこにしようかと考えて候補としたのが、野村総研とアクセンチュアです。どちらも内定をいただいたのですが、アクセンチュアの方は、30代後半ぐらいの方がパートナーとして面接に出てきましたし、オフィスとかもやっぱり断然かっこいい。野村総研と比べると、アクセンチュアのほうが若い雰囲気の会社であったので、自分が中心になってやれる仕事ができる可能性が高いだろうと考えました。

アクセンチュアではコンサルタントをしていました。一般的にコンサルタントというのは、クライアントに提案をすることが仕事で、決定権というのはありません。つまり、提案をしても、クライアントが実行しないことも少なくないのです。自分が担当した案件がそういう結果になってしまうと、もどかしさを感じるとともに、自分が実行する側になってやりたいという思いも大きくなっていました。

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そんな中、テレビを見ていたら、ライブドアがプロ野球球団の近鉄を買収するという話をしていて、あわせてポータルサイトをつくると発表していました。ポータルサイトを作るのは面白そうだと思い、ライブドアに転職しました。

ライブドアに入社後すぐに、ライブドア証券への出向を命じられました。今後、ライブドア証券をどのように変えていくかを調査するという仕事でした。ライブドアは、オンライン証券を始めるために証券会社を買収したのですが、その証券会社自体はいわゆる対面証券で、仕組みとして古く、人も含めて全てがネットに対応していない状況でした。ライブドアとしては、旧来型の証券会社をネット型に変えたいのですが、当時のライブドアは、証券業務や証券システムをよく理解していなかったので、どう変えたらいいのか全く見当がつかない状況だったのです。

ライブドア証券ではシステム管理部という部署に所属し、いわゆる証券関係の業務はあまりせず、書類を調べる毎日でした。しばらくすると今度は、ライブドアがフジテレビの買収を始めました。

そのうち、ライブドアが銀行を作る、という話が進み、ライブドア証券のときと同じく、金融システムを理解している方があまりいなかったので、ライブドア証券の担当に加え、銀行設立の担当も兼務することになりました。すると、そのうちライブドア証券が、夜間取引(PTS)を始めるという企画が持ち上がり、それも担当することになりました。ライブドアでは、多くの仕事を担当することになりましたが、この経験は自分で会社を立ち上げる際に、非常に役に立ったと感じています。

(第4回に続く)


(第1回)日経新聞を読む子供
(第2回)ハードな飛び込み営業からロサンゼルスでの楽しい生活
(第3回)証券会社のキャリアをシステムに切り替える
(第4回)立ち上げたネット証券の総合化を目指して

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