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セントラル短資FX株式会社 代表取締役社長 松田邦夫氏(第1回)

2016年01月05日(火)

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■子供の頃からマイペースでマニアック

昭和33年兵庫県神崎郡(現在の姫路市)生まれの播州人です。中学2年まで阪神タイガースの本拠地の兵庫県西宮市で育ちましたので、根っからのタイガースファンです。播州というと、赤穂浪士や昨年のNHK大河ドラマの主人公黒田官兵衛や後藤又兵衛などの出身地なので、武張った印象を持たれるかもしれませんが、和辻哲郎や柳田國男などの学者、文化人も輩出した土地柄です。

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とはいえ、私の一族には軍人も学者もいません。父も祖父も国鉄マンでした。私の東京での自慢は、新橋駅前に設置されているSL(C11 292)が祖父の運転していた機関車だということです。ですから、銀座方面で人と待ち合せる場所は、「店まで遠いね」と文句を言われることもありますが、「SL広場」と決めています。

小学校の成績は良い方でしたが、3年生の時に担任の先生から通信簿に「この子は協調性に欠ける」と書かれて、親はずいぶん心配したようです。最近、下重暁子さんや蛭子能収さんなどが本に書かれている「群れない、媚びない」生き方を、子供だてらに先取りしていたようです。

今思うと、自分のその後の人生にとって、小学校5年生というのが大きな転機だったと思います。とくにその年に何があったというわけではないのですが、音楽、武道を始めとする、今ものめりこんでいる世界に目覚めたのがこの時期だということを、はっきりと覚えています。

とくに、クラシック音楽の知識は中学1年生のときにはもう音楽の先生を超えていたと思います。それが長じて、今では国内外の演奏会やオペラに年50回以上通うマニアとなり、家には床が抜けるくらいCDのコレクションがあります。また、かつての剣道少年が、今は竹刀の代わりに刀を使う居合道にのめりこんでいます(柳生新陰流居合道二段)。考えてみると、居合も音楽も、「人に合わせる」必要がない趣味という点で一貫しています。

■気になると「とことん」のめり込んでしまう

子供のころから、本を読んだりテレビを見て心に留まったことがあると、とことん調べてみないと気が済まない性分でした。今も歴史小説や絵画・音楽などに接して感銘を受けると、その人の業績や背景や作品を全部知りたいという気持ちを抑えることができません。大学時代も「群れる」ことの多いサークルなどに入らず、親しい仲間と離島や僻地や史跡の探検に夢中になりました。沖縄の西表(いりおもて)島の奥深くまで探検したこともあります。日本銀行(以下、日銀)に入って地方や海外で勤務した際も、現地の人さえほとんど知らないマイナーなスポットに異常に詳しくなって、よく呆れられました。

少し時計を巻き戻すと、中学3年生から父の転勤のため4年間東京で過ごし、高校は東京都立九段高校(現千代田区立九段中等教育学校)に通いました。靖国神社の隣という場所に似合わず、制服もなく、生徒の自主性を重んじるリベラルな校風は、自分の性格にぴったりでした。そうした中で、強面(こわもて)の剣道部に対抗して「剣道ゼミナール」なる「お楽しみ系」のサークルを立ち上げて「ゼミ長」を務めたのが、社会人になるまでの唯一の「団体活動」だったかもしれません。

高校1年の時に担任の先生から進路について、「松田君は法律『でも』勉強してサラリーマンに『でも』なったら?」と「助言」されたとき、二重の「でも」出しにカチンと来ましたが、その後まさしく先生のおっしゃったとおり法律の勉強をしてサラリーマンになったことを思うと、小学校の担任ともども先生方は鋭い洞察力の持ち主だと敬服します。

高校を卒業するタイミングで父親が関西に戻ることになったので、まさに関西の大学に「でも」行って法律「でも」勉強しようか、ということで大阪大学(以下、阪大)を選びました。とくに阪大の「ここに惹かれて」ということはなかったのですが、商業の中心地という土地柄や、大学の生い立ち(福沢諭吉も学んだ適塾や、町人に学問を教えた懐徳堂などが前身)もあってか、理念に走ることなく、世の中のため、生きていくためになる学問を学ぶ気分の中で4年間過ごせたという意味で、私にとって理想の大学でした。

■公的機関での仕事に興味を持つ

大学になじむにつれ、「自分の生きた証は、できれば公的な組織で『世のため人のため』の仕事をすることで残したい」という、ちょっと青臭い考えに取りつかれ、法学部では尊敬すべき師(高田敏先生)の下で、主に行政法を学びました。専門以外では、西洋の芸術への強い関心から、フランス語、イタリア語、ドイツ語などを手掛けました。後に日銀に入ってみると、当時は新入社員に英検と第2外国語の試験を受けさせるという制度がありましたが、幸い学生時代に取っていた英検1級に加えて、フランス語とドイツ語も1級を取れたので、「三冠王」などと呼ばれて珍しがられたこともあります。

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阪大法学部生の就職先としては、銀行、商社そして関西を代表する公的企業である関西電力や大阪ガスが圧倒的人気を誇っていました。

幸いその中の1社から内定を貰った帰り道に、たまたま大阪の日銀の横を通りかかったのです。内定が出て、「もう恐れるものはない」と気が大きくなったのか、ふと、肝試しか冷やかしのようなつもりで、この「いかつい」日銀の面接がどんなものか覗いてやろうという気になりました。

会社訪問の前にしっかり予習をして面接に臨まれる今の学生さんとは隔世の感がありますね。そしてそこでは「やはり」という言うべきか、全く想定しない展開が待っていました。

(第2回へ続く)
*2015年11月5日の取材に基づいて記事を構成
(取材/文:香澄ケイト)

(第1回)「群れない、媚びない」生き方が身上
(第2回)直感で決めた「これ以上考えられない職場」
(第3回)FX会社としての強いこだわり
(第4回)顧客との対話重視で正道を歩む

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