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JFX株式会社 代表取締役社長 小林芳彦氏(第2回)

2012年12月24日(月)

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(第1回はこちらから)

■銀行マンになろう!

大学では、商学部に入学し、3年生のときに、新進気鋭の唐木先生のゼミに入り、国際経済学を勉強しました。このゼミは厳しいことで有名で、僕も必死で勉強しました。週に3回ほどレポートを出さなくてはいけないことがあって、週3日ぐらいが徹夜になってしまうこともありました。せっかく、国際経済を学んだので、それを活かせるものは何かと言えば、やはり経済の血である金融の仕事が最も適していると考えました。

金融の中でも一番業務範囲が広そうなのは銀行です。よし、自分は銀行マンになろう!と思いました。今の学生は、就職ではなくて就社になっているようですが、数十年前と今とでは状況は違い、僕たちのころは、学生の売り手市場だったため、何になりたいのかが重要なポイントでした。銀行に目標を定めてからは、都銀と興長銀と信託銀行をいくつか訪問することにしました。

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就職活動初日に、朝から何社か回って夕方になって疲れてきたときに、ふと目の前に協和銀行(現りそな銀行、以下、協和)が見えたのです。協和のことは、ほとんど知りませんでしたが、都銀だとわかって、行ってみることにしました。

面接者受験者は、5名ほど。質問は?と訊かれたので、他の面接受験者のように、ありきたりの銀行業務ってどういったものですか、などと訊かずに、僕は、自分がゼミでかじった、銀行におけるセキュリタイゼーション(証券化)に対してどのような取り組みをなされるんですか?と質問したところ、帰り際に、時間ある?と、自分だけ引き止められて、人事の次長に会うことになり、内定を出すと言われました。

翌日、既に訪問していた銀行からはまだ内定が出ませんでした。協和は、一番先に自分を評価してくれた会社です。あれだけ本音で言っても落とされなくて、逆におもしろいヤツと思われたようですから、これだったらいろいろなことをやらせてもらえるかもしれないと、僕はワクワクして、協和に入ることにしました。

■えっ、証券じゃないの、為替?

最初は、藤沢支店に配属されました。営業で、地域をバイクで走り回り、一軒一軒お客さんの家を訪問するのが仕事です。新人ですから、特におじいちゃんやおばあちゃんに可愛がられる。おいしい煮物ができたからおいでと電話がかかってくるわけです。その煮物だけじゃ帰れないだろうからと、預金をしてくれる。普通の銀行員でございます、なんて態度では地域に密着できません。僕の業務は、信用金庫がやっているものとほぼ同じだったので、ライバルは都銀ではなく藤沢信用金庫でした。

持ち前の人懐っこさと、おしゃべり好きが営業職に向いていたようで、当時定期預金の稼ぎ頭だった僕は、藤沢支店に4年半いる間に、4回ほど転勤機会を潰されていたようです。僕に内定をくれた人事部の次長が支店長として藤沢支店に着任して、そのことを理解されたようです。支店長は、良い所に出してやるぞと約束してくれて、外為研修生に抜擢されました。それが外国為替との初めての出会いでした。とは言っても、それは、ディーリングではなくてトラベラーズチェックの買い取りやキャッシュの売りや海外送金といった、いわゆる外為事務の仕事でした。

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その後で、秋葉原支店に異動し、融資外為渉外のチーフになりました。午前中は新規顧客開拓の飛び込み営業、午後は既存先をまわって、夜は稟議を書くという朝から晩までモーレツに働きました。中小企業が大半で、こういった会社は個人取引がベースですから、藤沢支店での営業経験がかなり活きました。

秋葉原の支店長から、次に何をやりたいのかと訊かれたので、大学時代から興味を持っていて、面接でも質問した、証券化をやってみたいという話をしたところ、本店の人事で面談することになりました。そこに行ったら、なんと藤沢支店の支店長が人事部長になっていたのです。そのおかげで、話はトントンと進み、トレーニーとして日興証券のロンドン現法(以下、日興ロンドン)に行くことに決まりました。この支店長は、僕にとってラッキーパーソンなのかもしれません。今でも感謝しています。


日興ロンドンに行くためには、証券業以前に英語を話せなくてはなりません。国内で英語の語学学校に通い、イギリスでも語学学校へ2カ月ほど行かせてもらいました。それから、日興ロンドンと協和アムステルダムで実地業務を合計1年ほど行いました。

帰国して、当然、証券部に配属されるんだろう思っていたら、なぜか為替部に入ることになりました。ここから、自分の“本当の就職”が始まったのです。

(第3回に続く)

*2012年11月19日の取材に基づいて記事を構成
 (取材/文:香澄ケイト)

(第1回)熱血応援団
(第2回)わが職は銀行に有り
(第3回)誠実な精神がセールスにも活きる
(第4回)為替で恩返しの志強く

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