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為替今昔物語

為替ディーラーの相場感

2009年10月09日(金)

短期売買手法

 ドル円は、9月25日(金)に2月4日以来7ヶ月振りに1ドル=90円を割り込み、28日(月)には88円20銭まで売られた。以降現在(10月6日)まで、88円半ば〜89円後半の範囲で推移しているが、依然としてドル安傾向の相場傾向が続いている。

昨年12月に米国の政策金利が0%〜0.025%となり、日米の金利差が殆ど無くなったため、従来FX投資の主流であったスワップ金利収益狙いでは、収益が期待できなくなった。そのため、相場状況により、ある時はドル売りを先行し、ある時はドル買いを先行しながら、短期間で売買収益を上げるという、外国為替ディーラー並みの取引をする投資家が増加してきていると言う。

ドルを買いたいが・・・

 しかし、依然としてドル円相場の値ごろ感から、ドル買いからポジションを作る投資家が圧倒的に多いのも事実だ。 そのような投資家の一人であるAさんから質問を受けた。

「為替ディーラーなどの専門家は、ドル円は高値が徐々にきり下がってきているので89円後半での戻り売りスタンス、と言うが、戻り売りスタンスと言う意味が良く理解できない。私は、1年とか2年とかの長期的なスタンスで見るとドルは極めて安いと思うので、ドルを買いたいと考えているが、私の考え方は間違っているのだろうか?」

為替ディーラーのディーリング手法

 Aさんの投資手法はレバレッジ(投資倍率)を少なくして投資する長期スタンスの投資手法。一方、為替ディーラーの投資手法は、一日に何回、何十回と為替取引をする短期ディーリング。ドルが安いと見るか、高いと見るかは、ドル円の相場変動期間を短期で見るか、長期でみるかの違いで、Aさんの考え方は間違っているかどうかの正解はない。数年経ってから分かること。

長期スタンスの投資家に重要な事は、「投資は自己責任」であることを自覚し、他人の意見に左右されずに、自分の相場感で投資することである。レバレッジ(投資倍率)を高くしないで、余裕資金の範囲内で取引する事も忘れてはならない。

(参考)あるディーラーの当面の相場見通し

 ドルは8月10日の97円70銭をピークとして、毎日の高値が切り下がってきているのが判る。そして、昨年12月と今年の1月にこのチャートの安値97円10銭を付けている。彼は、ドル円は当面87円を目指していると予想している。しかし、88円を割れる前に直近の安値88円20銭を何回かトライすると見ている。従い、彼のディーリングスタイルは当面89円台で売り、88円半ばで買いと言う。しかし、もし、何らかの理由でドルが90円台をつけると、ディーラー投資手法は売られたら買いスタンスに変ると言う。

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Posted by 佐藤利光

プロフィール

佐藤利光

ジェトロ認定貿易アドバイザー / 佐藤利光

日本信託銀行(現三菱信託銀行)で外国為替業務に20年間、資金運用業務に10年間従事。固定相場時代から外国為替ディーラーを勤める。変動相場制移行のきっかけとなったニクソンショックの数少ない経験者。経営者向けセミナーや社内研修などの講師経験豊富。外国為替取引会社代表取締役を経て、平成15年4月1日より国際投資アドバイザーとして独立。ジェトロ認定貿易アドバイザー。

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