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為替今昔物語

「春の外国為替セミナー」に参加して

2003年05月01日(木)

■セミナー参加で幅広い知識を吸収

 去る4月19日(土)株式会社オリエントトラディションFX主催の開業1周年記念「春の外国為替セミナー」に参加した。従来あまり参加しなかった他社の外国為替セミナーに積極的に参加して、広範囲な知識を得ることが目的である。
 
講師の榊原英資慶応大学教授(元大蔵省財務官)には、筆者が信託銀行の資金為替部の次長・部長当時に毎月出席していた信託協会の国際部会にゲストとして何度も出席いただき貴重なお話をお伺いした経験があることも参加理由の一つ。もう一人の講師マネー&マネードットコム吉田恒編集長には、信託銀行在勤当時「日刊貿易為替速報」の紙面の上で毎日接していた。最近では直接お会いして外国為替証拠金業界の情報交換をしていただいている関係で親しく感じている。

■若い女性が大勢参加にびっくり

 会場の東京フォーラムに入ると、思ってもいなかった光景に驚いた。広い会場はほぼ満員の盛況で約1000名の参加者と推定。20歳代から30歳代前半の若い参加者、しかも若い女性の参加者が目立ったことは筆者にとって驚きであった。そもそも外国為替証拠金取引は高リスク商品である。為替リスクを十分取れる資金力があるベテラン投資家の商品というイメージがあった。しかし、今その印象が一変した。その理由を知る事になるのは、同社の取扱商品の説明を聞いてからである。

■ミスター円への10の質問

 若い世代に人気の商品内容は後述するとして、まずセミナー内容について触れよう。

セミナーの進行は、為替セミナー講師などで個人投資家にはおなじみの吉田恒先生が「ミスター円」こと榊原英資教授に10項目の質問をし、意見を交換する形式で行われた。質問の内容は、イラク戦争後の世界の動向、米国の経済、金融/通貨政策、為替動向から日本の金融政策、株価動向および銀行/生保の状況そして小泉政権の今後にいたるまで、今投資家が最も関心がある項目がすべて含まれていた。

■斬新な対談形式

 アメリカ経済の見通しについてはお二人の見解が分かれる局面があった。デフレ先進国日本の後を追ってアメリカもデフレ経済に陥るとする榊原教授の見解に対して、景気循環論の立場をとる吉田先生は米国経済がまもなく底打ちすると相反する見解をお持ちである。その結果為替相場予想がドル安とドル高に大きく分かれホットな論争にまでなった。興味がある話題が多く休憩をはさんでの2時間はとても短く感じられた。各種講演やセミナーで活躍しておられるお二人がこのように対面で対話形式にて見解を述べ合うセミナーはいままでになく斬新な企画であった。主催者の工夫の賜物であろう。
 
一方、金融政策論のような専門的なお話は若い参加者達が本当に理解できるかどうか疑問に思った。そこで、休憩時間に近く座っている若者数人に聞いてみた。異口同音に「オリエントトラディションの為替セミナーに毎回参加しているので、十分理解できる」との答えであった。金融業界に長年いた者でも、金融政策まで理解できる者が少ないのが現状である。投資を真剣に学ぶ若い参加者の姿がそこにあった。そして、難しい金融政策を十分理解しているのである。

取引会社がセミナーを開催する意義が大きい。また参加する意義も大きい。

■ポケット外貨

 若い女性が目立った理由の一つが初心者でも無理なく外貨投資ができる「ポケット外貨」の存在である。「ポケット外貨」は毎月1万円づつ外貨に投資する積立て型の外貨投資である。米ドル投資であれば、毎月1万円積み立てると投資額が毎月200ドル(約24千円)づつ増えていく。ただし、最初の月は2万円積み立て400ドルの投資となる。円安になればいつでも外貨を売却して利益を確定できる商品である。
 
毎月1万円づつの外貨投資であれば、円高になって損失を被っても、生活を破綻させることは無い。しかも、取扱通貨が米ドル、ユーロ、豪ドルそして英ポンドと4種類あり、毎月異なった通貨を選択すれば資産の通貨分散も可能である。この商品であれば初心者でも安心である。筆者は機会があることに投資の基本は「為替変動リスク管理」と「資金管理」にあると啓蒙してきたが、「ポケット外貨」なら損失を被っても金額が限定的であり。安心して推薦できる商品である。


4月1日に独立して中立的な立場になったので、今後は数多くの為替取引会社の優れた商品および企画についても情報発信をしていく。




Posted by 佐藤利光

プロフィール

佐藤利光

ジェトロ認定貿易アドバイザー / 佐藤利光

日本信託銀行(現三菱信託銀行)で外国為替業務に20年間、資金運用業務に10年間従事。固定相場時代から外国為替ディーラーを勤める。変動相場制移行のきっかけとなったニクソンショックの数少ない経験者。経営者向けセミナーや社内研修などの講師経験豊富。外国為替取引会社代表取締役を経て、平成15年4月1日より国際投資アドバイザーとして独立。ジェトロ認定貿易アドバイザー。

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