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為替今昔物語

外国為替相場の歴史に学ぶこれからのFX取引(その1)

2007年10月11日(木)

■FX取引の急速な拡大

 FXとは、英語の「Foreign Exchange」の略語であるが、今では、「FX取引とは、外国為替証拠金取引」を意味する程、個人投資家の間で、FXに関する認識が急速的に広がってきた。
 矢野経済研究所が、本年6月に発表した「2007年度 外国為替証拠金取引の動向と展望」によると、本年3月末のFX取引口座数と証拠金残高は、各々644千口座および6,133億円と前年同月比いずれも倍増した。同研究所は、さらに、2008年3月末には、各々1,046千口座および8,314億円になるといずれも高い伸びを予想している。

■激しいラリー相場

 本年7月に、3年間のFX取引で数億円の収益を上げたが、その金額を申告しなかったとして、脱税の疑いで東京国税庁から、数人の投資家が告発された事が報じられた。このニュースを見て、FX取引に興味を抱いた人も多いと思う。しかし、誰もが儲かるほどFX取引は簡単ではない。彼らには持って生まれた才能があるに違いない。誰もが彼らのように儲けられる訳ではない。このような才能がある者は極めて少なく、殆どの投資家は多少儲けても、大相場の時に大きな損失を被ることが多いのが事実だ。
 しかし、このような相場展開でも、着実に利益を上げている投資家もいる。筆者が親しくしているある投資家もその一人。彼は、FX投資家として6年間生き延びてきた。彼は、研究熱心な投資家である。そして、取引経験を通じて、彼独自の取引手法を確立したと言う。勿論、投資の世界には、「必ず儲かる投資手法」は絶対に無い。彼は、長期間の相場チャートを研究し、さらに、長く生き残るための資金管理に注目した取引手法を確立したと言う。

■独自の取引手法引

 FX取引は、2営業日に通貨の受渡しを行う直物取引である。そして、当日中に売買を完結しないで、為替持高を翌日に持ち越す場合は、下記の通り、スワップ取引を行い、通貨の受渡しを1翌日(9月12日)とスポット日(9月13日)の「売って買いのスワップ取引」を行うことである。FX業者の一部は、スワップポイントをスワップ金利として別途計上している。金利差がなくなるとスワップ金利が貰えないので注意が必要だ。

■外国為替とは?外国為替相場の歴史?

 彼は、「自分なりの取引手法を見つけた現在、為替相場のテクニック分析等のセミナーは余り興味がない。FX業者のHPに書いてあるFX取引については理解したが、そもそも外国為替とは何か?FX業者と外国為替市場とが具体的にどのような関わりがあり、どのようにカバー取引をしているのか?など外国為替取引の基本的なことを知りたい」と言った。筆者は、彼に「インターバンク市場における外国為替取引の実際や為替ディーラーの顧客への相場提示方法、そしてFX業者と外国為替市場の関係、さらに外国為替相場の歴史などを話した。彼は、「このような情報はネット上には皆無。個人投資家では得られない情報」と喜んでいた。

 外国為替取引の特長は1対1の相対取引である。それが長所であり短所でもある。また、外国為替相場は世界的に自由な貿易を促進するために重要な役割を負う。筆者は、投資家に「外国為替の基本的な知識を知って欲しい」と願う。




Posted by 佐藤利光

プロフィール

佐藤利光

ジェトロ認定貿易アドバイザー / 佐藤利光

日本信託銀行(現三菱信託銀行)で外国為替業務に20年間、資金運用業務に10年間従事。固定相場時代から外国為替ディーラーを勤める。変動相場制移行のきっかけとなったニクソンショックの数少ない経験者。経営者向けセミナーや社内研修などの講師経験豊富。外国為替取引会社代表取締役を経て、平成15年4月1日より国際投資アドバイザーとして独立。ジェトロ認定貿易アドバイザー。

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