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外国為替の基礎知識・・・スワップポイント(その1)

2007年06月22日(金)

■円安相場

 最近の円安相場の要因の一つに、個人投資家の外国為替証拠金取引(FX取引)の影響が挙げられている。2005年7月に法規制が実施され、いわゆる悪徳業者が一掃されたことから、FX取引は急速に個人投資家の間に認知されてきた。また、インターネット取引で簡単に取引注文ができる事、そして極めて安い手数料のため、少しの為替相場変動でも収益を稼ぐことができる事などが、急速にFX取引が増大した要因であろう。
 多くの個人投資家から「外国為替証拠金取引は勉強すればするほど、個人投資家には良く分からない専門用語がある」と聞く。その代表的なものが「スワップポイント」あるいは「スワップ金利」だ。

■スワップ金利は金利?

 「スワップ金利は金利ですか?」ある会合で、女性投資家から受けた質問だ。「スワップ金利は金利ではないですよ」「やはりそうですか?一般的に金利は何%と言いますよね。しかし、スワップ金利は1万ドルに付き156円と表示されるので、おかしいなと感じていました。数社のFX会社に聞いてみたが、納得する説明がなかったので、長い間疑問に思っていた。金利で無いと聞いて納得した」
彼女と同じ疑問を抱いている投資家が多いに違いない。FX業者の中には「スワップポイント」と表示している業者もいるが、「スワップ金利」と表示している業者が多いからだ。
 「スワップ金利」と言う用語は、FX取引には存在するが、実際に外貨交換を伴う外国為替取引には存在しない。外国為替取引では「スワップコスト」あるいは「スワップポイント」と言われている。そして「スワップポイント」とはスワップ取引をするときの取引相場の事である。

■外国為替取引の特徴

 「スワップ取引とは何か?」と言う質問に答える前に、外国為替取引の特徴について、説明しよう。
外国為替取引の特徴は、1対1の相対取引である。従って、取引相手が納得すれば、取引金額、取引相場、外貨交換を行う時期について、両者間で自由に決めることができる。

■外国為替取引の種類

 外国為替取引には、直物(スポット)取引と先渡し(フォワード)取引がある。直物取引とは、外国為替取引締結後2営業日に通貨の受け渡しを行う取引のことで、先渡し取引とは、外国為替取引締結後2営業日以降の将来の特定日を通貨の受け渡しを行う取引の事を言う。なお、先渡し取引の事をスワップ取引とも言う。スワップ取引とは、「通貨の受渡し期日が違う外国為替取引の売りと買いまたは買いと売りを同時にする取引」のことを言う。

■取引相場

 直物取引の取引相場は、テレビや新聞で良く見るとおり、1ドルにつき123.50〜123.53と言うように表示される。スワップ取引の取引相場は1ドルにつき1.56銭〜1.59銭と表示される。

次号では、ドルと円のインターバンク預金市場のドル金利と円金利で具体的にスワップポイントを算出することで、スワップ取引」および「スワップポイント」について分かりやすく説明する。




Posted by 佐藤利光

プロフィール

佐藤利光

ジェトロ認定貿易アドバイザー / 佐藤利光

日本信託銀行(現三菱信託銀行)で外国為替業務に20年間、資金運用業務に10年間従事。固定相場時代から外国為替ディーラーを勤める。変動相場制移行のきっかけとなったニクソンショックの数少ない経験者。経営者向けセミナーや社内研修などの講師経験豊富。外国為替取引会社代表取締役を経て、平成15年4月1日より国際投資アドバイザーとして独立。ジェトロ認定貿易アドバイザー。

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