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ある業界関係者からのメール

2003年11月04日(火)

■ある業界関係者からのメール

 筆者の連載を見て、ある業界関係者からメールを頂いた。投資家の皆様の参考にして頂きたいと思い紹介する。
 

・・・貴殿の投稿「ある女性投資家からの相談」を読みましてメールをしたためました。彼女が取引を行なっている会社は、恐らく顧客に:

(1)証拠金の全額で投資する事を勧めます。
(2)追加証拠金が必要になる寸前に両建てを勧めて、追加証拠金を回避することを勧めます。
(3)ひとまず危機を回避させましたが、両建ての処分に時間がかかるので、他通貨へも投資することを勧めます。

■メールの続き

 この戦法に陥った顧客は、そうとは気がつかないうちに、業者の意のままになりますよ。商品先物取引でしたら、日本商品先物振興協会に相談できますので、過当勧誘で逃げられる可能性もありますが、為替証拠金取引では、その様に相談する協会もありませんから、顧客の中には貴殿が相談に乗った女性と同様の状態に陥っている人が大勢いると思います。

貴殿も指摘されているように、初心者にとって10万単位の取引ではリスクが大きすぎます。ストップロスを設定したとしても売買回数を増やせば、手数料と損金で証拠金はたちまちのうちに無くなってしまいます。彼女がやるなら1万単位の取引が最適ですね。・・・・

■取引会社選びがポイント

 メールで紹介したように、初心者はリスクを最小にする為に最小単位の1万単位で取引をすることを勧める。そのためには取引会社選びがポイントとなる。現在、為替証拠金取引会社は110社余りあるといわれている。真面目に営業している会社もあればそうでない会社あり現状は玉石混合している。筆者は真面目に努力している取引会社の経営者や従業員と協同して外国為替市場を健全な市場に発展するために微力を尽くしている。

残念ながら電話や個別訪問などの強引な営業マンがいることも事実である。初心者に必要以上の多額の投資を勧めることもある。初心者の方はこのような営業マンの言うままに取引するのではなく、色々な会社を調べ、自分の投資スタイルにあった会社選びをすることが重要だ。

■取引会社の責任

 事実、連載記事で紹介した相談者とは別の相談者の場合でも初心者に対する説明不十分と思われるケースがあった。その相談者が最初に10万ドルの投資をしたと聞いたので、早速ホームページで確認したところ、取引単位は1万通貨単位と明記してある。この点を質問すると、「営業担当者が、『口座を開いて最初の取引は10万ドルとなっている。その次からは1万ドル単位で取引できる。』と説明したので、10万ドルで取引をした。」との説明があった。ホームページ上には「最初の取引は10万ドル」という表記は何処にも見当たらない。投資家に対する説明不足どころか虚偽の説明となる。取引会社の責任は重い。インターネットや無料セミナー等で一般投資家も情報が簡単に入手できる時代となった。いつまでも続く営業方法とは思えない。




Posted by 佐藤利光

プロフィール

佐藤利光

ジェトロ認定貿易アドバイザー / 佐藤利光

日本信託銀行(現三菱信託銀行)で外国為替業務に20年間、資金運用業務に10年間従事。固定相場時代から外国為替ディーラーを勤める。変動相場制移行のきっかけとなったニクソンショックの数少ない経験者。経営者向けセミナーや社内研修などの講師経験豊富。外国為替取引会社代表取締役を経て、平成15年4月1日より国際投資アドバイザーとして独立。ジェトロ認定貿易アドバイザー。

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